作者が、文字に起こしてまで伝えたかったこと、
それを少しでも受け取ることができたら、友達の気持ちが分かった時みたいにうれしくなっていくでしょう。
誰かに話を聞いてもらいたい気持ちになった時は、決まって本棚を整理したりします。お気に入りの本を手に取って自分に重ねると、気持ちが楽になったり、新たな視点に立つことができたり自然と心が整っていく。つまりは僕にとって本を読むとは、自分と向き合うことに他ならなかったのでした。
机の上に何となく気になって高く積み上げられたこれから読むであろう本たちや、きちっと所定の位置に置いておかないと気持ちが悪くなる座右の書も、本を開くたびにその空間の中で、新たな存在感を放ちはじめていきます。
「本と思想が人を結ぶ」というと、大仰な言い方になってしまうのだけど、ゆっくり時間をかけて自分と向き合っていくような、そんな本と寄り添う生き方を提唱していきたいと思っています。 




