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本と向き合うということ。
誰かに話を聞いてもらいたい気持ちになった時、私は決まって本棚を整理したりします。
本を開くとついつい読みふけっては、なかなか整理が進まないのだけど、自分自身のことのように感じながら読んでいると、いつのまにか気持ちが楽になったりします。
新しい発想が生まれてきた頃には、それが成就するしないに関わらず、自然と心が整っていきます。
本を読むとは、自分と向き合うこと。
私は、部屋の模様替えをする時に、まず家具を置いてみて配置を考えたりします。人の動きやすさを考えて使い勝手を優先するのか、光りの入り方を大切にして、広々とした印象にするのか、季節やその日のコンセプトによって、自分のこだわりも、部屋の雰囲気も変わってきます。
本を選ぶことも、それに似ているかもしれません。自分は、何に興味があって、何を求めて、どうなっていきたいのか。そんな問いを持って選んだ本なら、きっと本を開くたびに、その手の中で、不思議と存在感を放ちはじめます。
結びとは、本来の自分に添い、結ぶ生き方を意味します。
本来の自分に立ち返ることで、大いなる自然の循環を取り戻していく。大切なことは、持って生まれた命を、この世の中でどう生かしていくかということ。それは、私自身にとって、これから向き合い続けていく課題でもあります。私にしかできない、自分との対話。そして、本を通じて向き合うということ。この場所で、そんな贅沢なひと時を一つひとつ重ねていけたらと思います。





